ものつくり(原料・擂潰・焼成・衛生)

  1. 原料
    弊社で使用する原料の産地は全てアメリカ産で、アラスカ沖で漁獲したスケトウダラと吉次の冷凍すり身を使用しています。
    アメリカ産の冷凍すり身は漁獲してから直ぐに船上で冷凍すり身に加工し急速冷凍するため、漁獲から加工までのタイムロスが国産(北海道産)すり身よりも短く鮮度も品質も高いとされています。
    これらの冷凍すり身を約24時間かけて自然解凍してからすり潰します。
  2. 擂潰(擂り潰し)
    弊社では擂潰の工程は石臼を使用して行います。石臼は擂り潰しで発生する熱を石が吸収し、たんぱく質の熱変性を起こしにくくするとともに出来上がった製品には石臼ならではの弾力と歯ごたえが得られます。
    しかしながら石臼での製造は原料状態の見極めの他、気温や湿度といった外的要因の影響もあるため経験や感覚が重要になります。そのため、経験豊富な職人がその日に製造するひと臼ひと臼の味や弾力といった摺りあがりの状態確認を行っています。
  3. 焼成(焼き)
    笹かまぼこの正式名称は「焼き抜きかまぼこ」といい、焼成も重要な工程です。
    弊社の考える理想の笹かまぼことは口に含んだ時に香ばしさが鼻に抜ける笹かまぼこです。
    焼成の工程もまた、すり身の仕上がり具合や気温、湿度の影響をうけるため、弊社工場長が細かい火力の調節を行い綺麗な焼き色のついた笹かまぼこに仕上げています。
  4. 衛生
    弊社では一般社団法人日本かまぼこ協会策定による業界HACCPに基づいた衛生管理を行い、工場内の設備や従業員の衛生状態を徹底管理し、安心安全な製品づくりを心がけています。
    原料の搬入から製品の出荷までの各工程で、温度の測定や目視による検品等を行い、記録し、美味しさと安心を両立しています。
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